ОГУРЕЦ

キュウリ美味しいね。

私の愛する探偵2

 

TRICK

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言わずと知れた名作。前回は探偵ドラマと言えるかな……?と思って入れなかったのだが、私の好きなドラマベスト5には確実に入る大好きな作品なので今さらながら紹介。

 
ボロアパートに住む売れないマジシャン山田奈緒子(仲間由紀恵)が ひょんなことから物理学者であり大学教授の上田次郎(阿部寛)と出会い、二人で自称霊能力者のインチキを全部まるっとお見通しして成敗するお話。
 
バカだが有名マジシャンだった父から教わったマジックの腕を持ち、何より強欲で負けず嫌いでインチキ霊能力者に挑む山田と、インテリながら頭が固く、すぐにインチキに騙される上田の夫婦漫才のようなコンビが最高に愛しい。
 
また主人公の二人の他にも、道教室の先生にして山田以上に強欲で商売上手な山田の母・里見(野際陽子)や、頭に重大な秘密を持つ警視庁の警部補・矢部謙三(生瀬勝久)、山田が住むボロアパートの大家・ハルさん(大島蓉子)など、クセの強い魅力的なキャラクターがたくさん登場する。
 
コントのようなセリフに、パロディやメタ発言、雑な合成・CGなど あからさまなギャグが強めだが、一方で横溝正史金田一耕介シリーズを思わせる(というかこれもパロディとして用いてるけど)不気味な雰囲気や、単なる勧善懲悪モノではない後味の悪い展開には引き込まれる。
 
さらに 音楽も、OPテーマは勿論 その他のBGMも絶妙な不穏感があって良い。
どうでもいいが、TRICK放送当時、私の母は私からの電話の着信音を 山田がインチキマジックをする時のBGMにしていた。何故。
また効果音についても、これは関ジャニ∞の音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』(この番組めっちゃオススメです)で言われていたことなのだが、元々BGMだった曲の一部の音を使って効果音にするという珍しい手法も取られているそうだ。
 
ドラマシリーズは3シーズンあり、それに加えて2時間のドラマスペシャル、劇場版も幾つかある。
2014年に公開された『劇場版TRICKラストステージ』で、シリーズは完結した。このラストが私は本当に好きだ。詳しいことは言えないが、またドラマシリーズの第1話から観たいと思えるラストなので、ぜひこのラストステージまで観てほしい。
 
因みに、矢部謙三が主人公の『警部補 矢部謙三』というスピンオフドラマもある。『TRICKの不気味さを排除して100%ギャグに振り切ったオムニバス形式のドラマなので、気楽に楽しめる。
 
TRICK』(ドラマ、ドラマスペシャル、劇場版)『警部補 矢部謙三』ともにAmazon primeで観られるので、アマプラ会員はぜひ見てほしい。
 
 
  
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新人刑事の神戸美和子(深田恭子)は大富豪のお嬢様。有り余る家のお金を使った普通ならアリエナイ方法で難事件を解決するギャグ刑事ドラマ。
口癖は「たった5億円ぽっちのために人を殺してしまうなんて……」。
 
見所は、いくらなんでもありえない神戸家の富豪設定・エピソードと、それにもかかわらず美和子の大金持ちである自覚のないような 世間知らずな言動。その度に苛立ち鉛筆をへし折ったり地団駄を踏んだりする同僚の刑事たちの姿も面白い。
また毎回「それで出勤するの!?」と思うような豪華絢爛な美和子の衣装にも注目。
個人的な意見だが、この深キョンは本当にはまり役だと思う。
 
富豪刑事』と2シーズンの『富豪刑事デラックス』があるが、両方とも現在アマプラで公開中。

 
 
 
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 「女性の駆け込み寺」として設立された「7人の女弁護士事務所」。
未熟ながらもいつでも全力投球・熱血主人公の藤堂真紀(釈由美子)、 冷静沈着ながら誰よりも正義感と責任感の強い所長の杉本美佐子(野際陽子)ら 美しく個性豊かな7人の女弁護士たちによる法廷ミステリ。

内容はファミリー向けのシンプルで見やすいものだが、「女の味方」をテーマにしており、ストーカー被害やセクハラ被害など誰もが身近な問題が扱われることも多い。シーズン1の放送は2006年と 古い作品だが、今観てもあまり古臭さを感じない。

シリーズは2シーズンあり、キャストは一部を除き入れ替えられているが、女弁護士たちは皆それぞれキャラが立っており、7人の掛け合いも楽しい。
そしてラストは毎回違うスイーツを食べるシーンで終わるのだが、これがまた美味しそう。

全体的にとっつきやすいので、あまりミステリ・サスペンスに興味のない人でもサクッと観られると思う。シーズン1、2ともにアマプラで公開中。
 
 
今回はAmazon Prime に最近追加されたということで、昔から好きだったこの3作品を紹介した。
前回同様、まだまだ紹介し足りない私の愛する探偵たちがたくさんいるので、順次追加していきたい。

↓前回記事はこちら

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